常総市の太陽光発電 再稼働中止を 市議会に誓願書 /茨城
毎日新聞・茨城版2016.3.2
常総市若宮戸(わかみやど)で再稼働の準備が進んでいる太陽光発電について、「常総市水害・被害者の会」は1日、同市議会に1072人の署名とともに中止を求める誓願書を提出した。
発電施設は関東・東北豪雨で鬼怒川が氾濫(はんらん)した所にある。民間業者が一昨年に設置した際、堤防状になった土手を掘削した。
地元住民らは、土手の掘削が要因で越水したと考えている。
業者は水害で壊滅した施設の再設置作業を進めており、同会は「被害者の感情を踏みにじる行為」と訴えている。
施設の正面に住む逆井(さかさい)正夫・同会共同代表世話人は「つくば市議会は、市内の筑波山で計画されている太陽光発電に反対の意思を示している。