石木ダム工事差し止め仮処分 来月2日申し立てへ
読売新聞・長崎版 2016.1.15
石木ダム建設事業の反対派の弁護団は14日夜、長崎市で開かれた集会で、2月2日に工事差し止めを求める仮処分を長崎地裁佐世保支部に申し立てる方針を明らかにした。
申立人は400人を超える見通しという。
事業を巡っては、反対する住民ら110人が昨年11月、国の事業認定の取り消しを求める訴訟を長崎地裁に起こし、同12月にも24人が事業認定の執行停止を求める申し立てをしている。
弁護団によると、仮処分申し立ては、ダム事業で権利侵害を訴える人なら誰でも申立人になれるため、世論に訴える狙いがあるという。