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決壊した鬼怒川堤防の復旧工事、本格的に始まる

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茨城)決壊した鬼怒川堤防の復旧工事、本格的に始まる
朝日新聞・茨城版2016.3.9

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写真・図版(写真)本格的に始まった堤防工事。左は仮堤防の一部=常総市三坂町上三坂地区


 昨年9月10日に関東・東北豪雨で決壊した鬼怒川の堤防の復旧工事が、常総市三坂町上三坂地区で本格的に始まった。8日からは本堤防の盛り土工事が本格着手され、5月末までにほぼ完成し、6月に後片付けなどをして終わる予定だ。
 堤防は約200メートルにわたって決壊。新たに取り付ける部分を含めて約280メートルの堤防ができる。高さは従来より最大で1・4メートル高い5・4メートル。幅は従来の1・5倍の6メートルとなる。川側の堤防には、長さ7・5~9メートルの鋼矢板292枚が打ち込まれ、水の浸透を防ぐ。堤防に使われる土は4万4千立方メートル。現場近くでは3種類の土を混ぜ、堤防の土にする作業が進められている。これらの様子は8日に報道陣に公開された。
 鬼怒川の堤防決壊をめぐっては、原因を調査する鬼怒川堤防調査委員会が4回目の会合を7日に開いた。原因は堤防を越えた水が堤防本体を削り取ったことが主因とする、これまでの案を最終的な結論とすることでおおむね了承された。委員会は閉会し、調査結果は近く公表される。
(五十嵐透)
 

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