今日、3回目の鬼怒川に行って来ました。
八間堀川や右岸(篠山水門=21km。決壊地点のカメラ映像の地点ほか)にも行きたかったのですが、時間的に無理でした。陽が落ちてしまいました。
行ってきたのは、①決壊地点と②若宮戸です。
1)決壊地点
全般的な印象としては、随分と水が引いたという印象です。10/9の写真と比較してみてください。違いが分かると思います。盛り土をして、整地の作業に入っていました。
ガソリンスタンドは、仮説トイレが設置され、簡単な班場になっていました。ここは、掃除がまだ、手付かずです。
堤防は仮復旧工事が終わった後、特に変化はありません。敢えて言うと、土嚢の袋が増えたくらいでしょうか。
それから、ようやく川べりにも降りることができました。
あとの若宮戸と対照的ですが、ここは土です。
2)若宮戸
若宮戸では、2つの業者さんが太陽光発電を営んでいました。ちょうど、元自然堤防の位置に土曜がつんでありまして、そこが2つの業者さんの境界です。高さは私の身長より、30cmくらい高いので、約2mです。
業者が、整地した状況です。
この写真にも写っていますように、ソーラーパネルが大量の粗大ごみとなっています。
この地点は、堤防のない無堤地帯であるわけですが、ソーラーパネル設置場所を挟んだ前後は、きちんと林が残っており、これは水流を受け止めた感じです(なお、むかしは林ではなく、小高い山だったそうです)。
そして、この地点の川です。
21km地点(三坂)の川べりは土でしたが、ここは完全に砂です。
というか、このあたり一体が砂でできていまして、地元では鬼怒砂丘と言うそうです。溢水地点から約300mほど南にあるアジア太平洋戦争慰霊塔(ビルマ戦線)にも、記念碑に「鬼怒砂丘」の文字が見えます。
さて、若宮戸地区では、2つの業者がいたわけですした。大量の砂が入り込んでいるのがわかりますが、このもう1つの業者の敷地内では、もう片付けをして、復旧作業をしています。またソーラーパネル事業を始めるみたいでした。
先週まで国が土嚢積みをやっていたので作業ができなかったけど、それが終わったので先週から始めたということでした。